今回は新卒・新たに社会人になる方に知って欲しいビジネス敬語を10個紹介いたします!
皆さんは全てのビジネス敬語がわかりますか?
頻繁にビジネスの場で出てくる漢字なので、全問正解して正しく会話できるスキルを高めましょう!
初級ビジネス用語10選 – 敬語編
第1問
目上、または社外の人から何か頼まれて、引き受ける際の適切な返事は?
①了解しました
②承知しました
③OKです
④わかりました
第2問
丁寧に謝罪の意を示す場合に適切な謝り方は?
①仕方ありません
②ごめんなさい
③すみません
④申し訳ございません
第3問
普段自分を指す時に適切な一人称は?
①私(わたし・わたくし)
②僕
③自分
④小職
第4問
目上の誰かが以前話していた事を再度伝える時の表現は?
①〇〇さんが言っていました
②〇〇さんがおっしゃっていました
③〇〇さんが申し上げました
④〇〇さんが話してました
第5問
自分自身が特定の場所へ向かう時の表現は?
①行きます
②お邪魔します
③参ります
④失礼します
第6問
目上の誰かが来た場の表現は?
①いらっしゃいました
②参りました
③来ました
④参られました
第7問
目上、または社外の人に何かを見てもらったか確認する適切な言い方は?
①見ましたか?
②確認しましたか?
③拝見しましたか?
④ご覧になりましたか?
第8問
メールで相手の会社を指す場合の適切な表現は?
①弊社
②貴社
③御社
④そちらの社
第9問
断る際に強い言い方にならないようにする表現は?
①お断りします
②難しいです
③無理だと思います
④ご意向にそえません
第10問
自分の所属する会社を指す時にいずれの場合でも問題なく使用できる言い方は?
①弊社
②わが社
③当社
④御社
皆さんは全ての問題がわかりましたか?
ビジネス敬語は微妙な言い回しの違いで与える印象が大きく変わります。
そして、敬語が正しく使えると、周囲の人にプロフェッショナルとして評価してもらえる重要な指標となります。
下記に正解、解説を書きますので、是非ご一読ください。
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解答と解説
第1問
目上、または社外の人から何か頼まれて、引き受ける際の適切な返事は?
②承知しました
解説
全て了承の意を示してはいますが、承知の承は承るという事でより適切な立場での謙譲語として機能します。
「了解しました」は、ある程度のフランクなやり取りでは問題ありません。
しかし、了解には「理解、納得」の意が含まれるので、「承知しました」の方がより丁寧な言葉遣いとなります。
基本的には全て「承知しました」と言っておくと間違いがないため、常に意識して使うと良いでしょう。
第2問
丁寧に謝罪の意を示す場合に適切な謝り方は?
④申し訳ございません
解説
「仕方ありません」を除く、「ごめんなさい」「すみません」「申し訳ございません」は謝罪です。
すみませんの場合、ビジネスにおいても利用機会はありますが、対外的や目上の人に丁寧に謝る場合は、
「申し訳ございません」が適切な表現です。
弁解の余地がないという意味が申し訳ないに含まれるので、しっかりと非を認めて謝罪する言葉となります。
第3問
普段自分を指す時に適切な一人称は?
①私(わたし・わたくし)
解説
全て一人称ですが、一般的に「私(わたし・わたくし)」がビジネスでは適切な一人称です。
タイミングによっては使い分けする事ができる一人称ですが、一人称は思わず出やすい言葉ですので、
「私(わたし・わたくし)」でしっかり定着するように普段から使うようにしましょう。
また、小職は官職や管理職の人が謙遜する時に使う一人称です。
第4問
目上の誰かが以前話していた事を再度伝える時の表現は?
②〇〇さんがおっしゃっていました
解説
全て話していた時の意味ではありますが、適切な尊敬語としてはおっしゃるが正解です。
ただし、留意事項として別の会社とのやりとりで自社の目上の人が話していた事を伝える場合は、
自社内での尊敬語は適用されないため、謙譲語の「申し上げる」が適切な話し方になります。
使い分けが発生する部分ですので注意しておきましょう。
第5問
自分自身が特定の場所へ向かう時の表現は?
③参ります
解説
「失礼します」を除く、「行きます」「お邪魔します」「参ります」は全て行くことを意味します。
適切な謙譲語であるのは「参ります」のみになります。近い言葉として「伺います」があります。
実は使い分けが存在しており、伺うの場合は相手の会社などを立てる場合、
つまり「御社へ伺います」といった使い方になります。
一方「参ります」の場合は、向かう先を立てる必要がない「東京へ参ります」等で使います。
向かう先での立ち位置で使い分けされるので注意しておきましょう。
第6問
目上の誰かが来た場の表現は?
①いらっしゃいました
解説
「参りました」は問5の行くという意味なので、こちらは誤りです。
また、「参る」は謙譲語なので、られると相手に使う言い方は誤用になるので、使わないようにしましょう。
「いらっしゃる」が適切な尊敬語となります。その他に正しい表現として「お越しになる」があります。
「いらっしゃる」と「お越しになる」の使い方としては、
– 現在いる状態から今もいる場合は「いらっしゃる」
– まだいない状態からちょうど来た場合は「お越しになる」
の時間軸での使い分けが望ましいです。
第7問
目上、または社外の人に何かを見てもらったか確認する適切な言い方は?
④ご覧になりましたか?
解説
こちらの回答は全て目を通す表現にはなります。
拝見は謙譲語になるため、自分以外に使うのは誤りなので気をつけましょう。
「見ましたか?」「確認しましたか?」は丁寧語ではあるものの、敬意が若干欠けている印象を与える為、
「ご覧になりましたか?」もしくは「ご確認いただけましたか?」が正しい敬語になります。
第8問
メールで相手の会社を指す場合の適切な表現は?
②貴社
解説
「弊社」は自分の会社を示すので、間違いになります。また、「そちらの社」という言い方は存在しません。
「貴社」および「御社」が相手の会社を示す言葉にはなります。
「貴社」の方がより丁寧でメールでは主にこちらを使用する事が正解です。
口頭で話している場合では「貴社」「御社」のどちらも正しいです。
メールや文書等では「貴社」を使い、口頭は話しやすい方を選ぶやり方が良いです。
第9問
断る際に強い言い方にならないようにする表現は?
④ご意向にそえません
解説
全て断る時の表現にはなりますが、「お断りします」という言い方は断じているので、
相手に対しても強い言い方という印象を与える為注意しましょう。
一方で「難しいです」「無理だと思います」は明確に断れていない為、ビジネスで望ましい言い方ではありません。
「ご意向にそえません」が、相手の意向を尊重した上で出来ないことを明示しているため、適切な断り方になります。
第10問
自分の所属する会社を指す時にいずれの場合でも問題なく使用できる言い方は?
①弊社
解説
「御社」は相手の会社を指しているため誤りです。
他の「弊社」「わが社」「当社」が自社を指す言葉にはなります。
口頭、文書、メール全ての状態で汎用的に使える言葉が弊社となります。
「弊社」表現は使い勝手が良くいつでも出てくる言葉ですので、しっかり覚えておきましょう。
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